それなりの地獄

日記、ポエジーの排泄

ご飯食べるのめんどくさい

言葉を大切にしないで、棄てられていくのは、

本当は

「言葉」じゃなくて「自分」なんだって

駅のホームに散らかった不特定多数の「わたし」は言ってる

 

ひとりごとも雲みたいな吹き出しで片付いちゃうような

インスタントマジョリティ現代

わたし、だいすき、よ

 

「だいすきだよ」がきみのもとまで乗っかってく

媒体が、手紙からメールになって、いつの間にか知らない誰かのDMになっちゃっても

本当は亡くなったものなんかないんですよ、ほんとうは

 

わかりやすくなきゃ、いみわかんない、みたいな

誰にでもわかんなきゃ、いみわかんない、みたいな

みんなが気持ちよくなんなきゃ、いみわかんない、みたいな

だったらわたしはおっぱいもあそこも身体からえぐり取りたいんだよ、そんなんならさ

ね、わかるだろう

 

悪口いったら馬鹿みたい、なんて、

マウンティング

なぐりあい

血みどろの決勝戦

わたしたち、いつも、だいたい死んでるね

 

結局何が何だかわかんないのに誰かが誰かに説教垂れる時代はまだまだつづくのだ

冬の日に3cm浮遊してたブンガク少女

ハイエナみたいに生きなきゃって、誰の言葉?わらって

さくらが世界を侵食する季節に殺された

 友達だったわけじゃないのに、お手紙を書いた

さようなら、って

 

田舎の大型書店

の、一角

1秒ずつ死に近づくような生きる作業に意味を見出すためのコーナー

コピーペーストみたいな健全さが並んだ病的な景色を見て、

「最近はこういう本が一番売れるんだよ」って

言ったのは誰だっけ

 

太った女の、発達した下半身の筋肉が、躍動

「あ、」

巻き込まれて、射精したいなんて思うようなニッチな嗜好だって、

多様性なんですか?

 

みんな、何が何だかわかんないくせに言葉ばかり使う

しょうがない、なんて、わかってます

けど

けど

けど

 

個性って言葉がお笑い芸人みたいな意味で消費されていくたびに、わたしの体の思わぬところが切り刻まれていく

きのせい、だけど、

まぼろし、だけど、

おもいこみ、だけど、

だけどだけどだけどだけど、

 

わたしのすきなひと、いきてなくて、死んでても、すきなひと、

すき

 

凡庸でも、夢なんかなくても、弾みの良い太ももがすぐになくなっても、

 

わたしのことなんか、知らないで、

幸せになってほしいんです、こころから。

 

誰かが、わたしの「これから」を幸せにするためにわたしの「これまで」をふしあわせって切り捨てた、なんて

こと

あったって

わたしのことなんか、知らないで、

しあわせになってほしいんです、こころから。

 

ここは新宿です

夢も希望もないけど

でも、椎名林檎が、歌を歌いました

それだけで、最高のまち

 

リスカした女の子の午前2時が、

だれかに、

揶揄されて笑われてる

地獄

あの冬の空浮かぶブンガク少女

駅のホーム、少女の残骸

ドグラマグラ

わたしたち、げんき、げんき、げんき、ハッピー

 

いつか、わたし、

この時間を終えて、しまう、

残酷、なんて、言わないし、

ふしあわせ、なんて言葉も、望んでないから

 

しぶや、しぶや、しぶや、

あの冬のブンガク少女

ドグラマグラ読んでたの、意味なんてわかんないくせに

でも、

わたし、

うつくしいって思えたから、

友達でもないのに

手紙書いたのです