それなりの地獄

日記、ポエジーの排泄

読書と冬

言葉を覚えて モノを知って

それなのに私は私を理解してもらうための言葉が分かんないんですよ

これがなければかわいがれるのにって剥ぎ取られた甘皮が私のこころなんだよって

もう

叫ぶことすら疲れたわ

 

雪の降る夜は車のワイパーの先を空に向かって上げておかなきゃならないのに

それを忘れたから

なんだか不安で眠れないような

そんな夜は

誰かのあげた誰かのワイパーに

猫が突き刺さってしんでるんだよ

 

ごめん、と、あいしてる、

を 繰り返して生まれた赤ん坊に

わざわざ名前をつけてから匿名一般大衆に仕立てあげるのは

ほうれん草を茹ですぎるのと同じくらい

悲しいことなんだよ

 

わたし、また、なまえを剥奪されたわ

 

東京タワーから私の体を私に見つけてほしいって言ったら

スカイツリーからの方がいいよって笑われた

私が神様なら明日で地球なんか止めにするよ

それは、誰かのワイパーの先に猫の死骸を設置するくらい簡単なことなんだ

 

私が死ぬ必要なんかないって、私、誰よりも知ってるわ!

言葉になり損ねた感情の死骸なら、

きっと、誰かを殺せるんだから!

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