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それなりの地獄

日記、ポエジーの排泄

健康原理主義

インスタントな生と死です。
感受性が薄味になって、死にそう。

真っ黒に肌を炙って、過剰さの鎧をまといながら戦争をしていたギャルも
もういません。

分かりやすい窮屈さの中でなら、濃度の高い感性で人を殺していけたけど、
もう、その窮屈さは絶滅して、
今はただただ息苦しいだけです。

反骨精神すら脱色されて、
多様性のなかで幸福に埋没する。

幸福は敵だ。
殺される前に殺せ。

不幸じゃないと意味はないねって、笑った。
純粋は、間違いではないと証明しなければならない。

否定されながら存在する青春時代こそが、
感受性の絶頂期だったなら、
それは最高だ。

退屈な親になって、育児を趣味にして、いきていく。

豚みたいに肥え太った人生は、
贅肉で愚鈍さを増して、どうか、誰も見つけないでください。

個性という言葉に銃殺される自意識を、
否定しなくちゃいけないし、
愛さなきゃいけない。

インスタントな生と死は、
ただそれだけでしかないから、
傷つかないでって思ってる。

不幸も幸福もないような地獄は、それだけで価値がある。

地獄に音楽があって物語があって美しさがあるかぎり、
それだけで素晴らしいのだから。

過去を愛しています。
無邪気な流行を愛するのと同じように。

脱色された感性は悪だけど、
わたしの感性もまた脱色されています。

「薄味のほうが、健康に良いんだからね」

いますぐしにたい。

 

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