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それなりの地獄

日記、ポエジーの排泄

午前3時

こせい、たようせい、やさしさ

言葉に強姦されてんのか、
言葉が強姦されてんのか、
もう、よくわかんなくなるね。

どっちみち、平和な暴力だ。
隣人と繋いだ手の骨が、握り締められすぎて、折れそう。
大気の状態が不安定で、気圧に押しつぶされそう、
な、春の陽気です。
花粉と黄砂のダブルパンチ。

人道的な理由から、感受性の自殺を推奨されているような
気すらする。

コピーペーストみたいな風貌、
には、べつに嫌悪感はなくて、むしろ愛おしいとすら思うけど、
それを嫌悪して「個性」を語った気になる奴らは、強姦魔だ。


この惑星の「個性」には、二つの意味があるよって、
生まれる前に教えて欲しかった。


個性との、戦いです。自意識との、戦いです。感受性を虐殺します。

好きなものを「数字」でしか形容できなくなった瞬間に、感受性が死ぬ。
「あの頃は若かったな」なんて言った瞬間に、青春が死ぬ。
平和な虐殺です。
人は死なないけど、もっと本質的な何かは、毎日死にます。死にます。死にます。

自殺した女の子の思想が無造作に転がるインターネットは、
この世界で一番リアルで生々しい思春期があるから、
最強だ。

小6で処女喪失した女の子の自意識が響かせる音楽は、
この世界で一番エロいポルノだから、
最強だ。

私に見えた景色を、あなたにも見せてあげたかった。
すれ違いざまの呪詛も、言い訳になった仲間意識も、傷つけ排斥した女の子の顔も、教室に静かに叩きつけた諦念も、両親との思想的な訣別も、カースト底辺の男の子が振るわれていた暴力と、それを優越感のダシにした私の汚さも、承認のために切り捨てた夢も、捨てられなかった自意識も、否定しなきゃいけなかったのに、なあなあで、いつの間にか、劣化させて処世術に貶めた感受性も、過去との清算の失敗も、死にたかった幸福も、垣間見た吐き出しそうなほどの退屈も、承認のために人生を費やそうとしたかった純粋も、軽薄な憧憬も、全てを知った気になった傲慢も、あの夜に鳴り止まなかった私を呼ぶ声も、意味わかんないくらい痛かった背中も、切りたかった手首も、優越感で処理して切らなかった手首も、朝が恐ろしくて1時間おきに起きていたことも、教室から連れ出してくれた手に嫌悪感しか湧かなかったことも、涙が止まらなくなって息が苦しくて死ねると思ったことも、死ねなくて首を締めたら思いの外自分の首が細くて「なんだ、すぐ死ねちゃうじゃん」と気づいた虚しさも、午前3時がある限り亡くならない。あの夜の鬱屈は、私だけしか知らない。分からない。
赦されません赦しません赦されません。
私の全ての起源は私。
愛せることはあり得ません。肯定なぞできません。死ね、と思いながら、生きる。

人生はポルノだから、最高。

私は、人生という舞台の主人公です。
私は、人生というポルノの主演女優です。

誰も見てないけど、昨日も今日もこれからも、口には出せないことをシています。

自分が自分であるということが普遍である以上、
誰かの言う「不幸」と、私の人生はイコールだね。

でも、選択肢に幸福があった試しはありませんから、
どちらの地獄がいいですか?
どちらの地獄がお好みですか?

「不幸」と切り捨てられた人生です。

この自意識が支配する体では、幸福に生きること一つも叶わないそうなので、
死ぬしかない、とか、思っちゃうのも仕方がない。


自殺した女の子の思想が無造作に転がるインターネットは、
この世界で一番リアルで生々しい思春期があるから、
最強だ。

小6で処女喪失した女の子の自意識が響かせる音楽は、
この世界で一番エロいポルノだから、
最強だ。

あなたに見えた景色を、私も見てみたかった。

「自殺するために生まれた」なんていう、切り捨てるためだけに使われる言葉を、
許さない。

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本を読むのが遅い

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